ゴールデンカムイという作品をご存じでしょうか?実写映画、実写ドラマ、アニメと様々にメディアミックスされているので、WEB、TVCMなどで作品名や映像を目にしたことがある方も多いかと思います。
ゴールデンカムイは、野田サトル先生による『週刊ヤングジャンプ』連載の人気漫画です。
舞台は明治時代、日露戦争後の北海道。アイヌ民族が埋蔵した金塊を求めて、北海道全域からロシアまで、徒歩や馬、犬ぞりなどの各種の乗り物を駆使して登場人物たちは移動します。

ゴールデンカムイの舞台となった聖地は最北端の網走から最南端の函館まで、北海道全域に点在します。実際に作品に登場する食べ物や建物が今でも北海道にたくさんあるのです。今回は私が実際に行ったことのある場所も含め、観光でも行きやすい場所にあるゴールデンカムイの聖地をご紹介します。
この記事では、以下のことが分かります。
・ゴールデンカムイの聖地巡礼とは?作品の舞台を知ろう
・ゴールデンカムイ聖地巡礼で訪れたいスポット
・ゴールデンカムイ聖地巡礼のおすすめモデルコース
・ゴールデンカムイ聖地巡礼におすすめの持ち物
・ゴールデンカムイ聖地巡礼で気を付けたいポイント
・まとめ|ゴールデンカムイの世界を体感できる聖地巡礼へ出かけよう
ゴールデンカムイの聖地巡礼とは?作品の舞台を知ろう
ゴールデンカムイの舞台は北海道の札幌、アイヌ民族の居住地、夕張、函館、網走、小樽、樺太まで広がっていきます。
観光で行きやすい札幌では時計台、サッポロファクトリーなど、明治時代から北海道に存在していた建物が作品の舞台になります。そのほか、登場人物の自宅建物のモデルになった北海道大学植物園などもみることができます。
札幌から近い小樽では、主人公の杉元佐一とアシリパさんが出会い、物語が始まる大事な場所です。また、私が一番愛している辺見和雄さんがいたところなので特別です。
各地にある聖地の中でも、最も見どころがある聖地は野外博物館 北海道開拓の村です。
ゴールデンカムイ聖地巡礼で訪れたいスポット
北海道開拓の村
北海道開拓の村は明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を、54.2ヘクタールの敷地に移築復元・再現した野外博物館です。
実写版ゴールデンカムイの撮影が行われているので、開拓の村に行ってから実写作品を見るとより感動します。もちろん実写を見てから開拓の村に行くのもよいです。
北海道開拓の村内の聖地
山本理髪店
尾形百之助がひげを整えていた床屋シーンで登場します。実際に尾形のような人形がいます。

ゴールデンカムイ聖地:旧福士家住宅
土方さんが泊まっていた旅館の寝椅子。

ゴールデンカムイ聖地:旧松橋家住宅
みんな大好き鶴見中尉のお部屋のモデル。

ゴールデンカムイ聖地①:札幌時計台
杉元一行や第七師団が集結するまでの過程や、切り裂きジャック事件が起きる札幌篇の象徴的な建物として登場します。。
今回は有名な正面の画像ではなく、中に入らないと撮影できない、作中に登場した札幌時計台の裏側や時計をご紹介します。


ゴールデンカムイ聖地②:北海道大学植物園内 博物館本館(旧札幌博物館)
剥製職人の江戸貝くんの家のモデルの建物です。外観は複数の建物からインスパイアされているとのことですが、雰囲気は通ずるものがありました。
中は剥製がたくさん展示されており、江戸貝くんの家に紛れ込んだ感覚になる不思議なところでした。

ゴールデンカムイ聖地③:小樽旧青山別邸
小樽のニシン御殿のモデルになった建物です。辺見さんを追いかけて杉元が壊した家はとても豪華なところでした。
実際に敷地の中に入ると「ゴールデンカムイで登場したところ」と案内が表示されています。喫茶コーナーでは抹茶セットも楽しめます。



ゴールデンカムイ聖地④:小樽市総合博物館
ゴールデンカムイの作中のラスト、鶴見中尉と杉元が決着をつけるシーンで登場する機関車のモデルが展示されています。運転席に上がったり、座席に座ったりもできるので登場人物の気持ちを味わうことができる最高のスポットです。

ゴールデンカムイ聖地⑤:小樽新倉屋
鶴見中尉が小樽で食べていたお団子を売っている和菓子屋です。創業百三十年以上の老舗です。小樽には何店舗かお店がありますが、新倉屋本店に行くとお団子セットをイートインで味わえます。

ゴールデンカムイ聖地巡礼のおすすめモデルコース
北海道は大変広く、移動は基本的には車です。片道3時間の移動は道民からは「普通」と言われる時間なので、道外から観光で行くと距離感や移動時間の検討が難しいと思います。
実際私も移動が大変でした。
今回は札幌を拠点とし、一泊二日で行った場合を想定してモデルコースをご紹介します。
ゴールデンカムイ聖地巡礼1日目
新千歳空港から電車で札幌駅へ移動し、札幌時計台と北海道大学植物園を見学。サッポロファクトリーに行くのがおすすめです。
時計台と北海道大学植物園は歩ける距離ではあるので徒歩で移動しましょう。サッポロファクトリーは地下鉄やバスで行くことができます。
移動時間や現地滞在時間を考えると、サッポロファクトリー見学後は北海道グルメを味わってホテルで休むのが良いと思います。
2日目は開拓の村に行くか、小樽に行くかを決めておきましょう。
補足ですが北海道大学植物園は冬季休業なので(期間が長い)、行きたい方は春から秋までがおすすめです。
ゴールデンカムイ聖地巡礼2日目
小樽
鶴見中尉ファンは小樽に行きましょう。札幌から列車で移動ができますし、北海道感覚では札幌からとても行きやすい観光地です。
小樽は山の間にある街なので、坂道が多いです。歩きやすい靴で回ってください。
車がある方は旧青山別邸、小樽市総合博物館で作品の舞台を体感してください。
市内に戻ってきたらお団子や海鮮を味わい、ルタオ本店でお土産を買うのもおすすめです。最近人気の運河クルーズも楽しいです。
開拓の村
建物や歴史がお好きな方は開拓の村がおすすめです。大変広いので、舞台になった建物を見ながら歩くだけであっという間に4〜5時間経過します。モデルの建物だけに絞っても見切れないほどです。
開拓の村前に止まる公共のバスもあるのですが、本数がとても少ないので自動車で行きましょう。
開拓の村の受付には野田サトル先生直筆のサイン色紙や、キャラクターの等身大パネルがあります。
また、ゴールデンカムイファンに向けたオリジナルの聖地マップが無料で配布されています。
私が行ったときは、ニシン御殿のモデルになった青山邸にいらした案内の方が、大変作品に詳しく、親切にいろいろ教えてくれました。
あまりにもピンポイントで教えてくれるので、作品がお好きなのか伺ったところ、「近頃若い女性からゴールデンカムイのことをあまりにも聞かれるから実際に作品を見て、案内できるよう調べたんです」とおっしゃっておりました。
そのほかいろいろ体験できるイベントもあるので、幕末から明治の日本を体験したい方にもおすすめです。
ゴールデンカムイ聖地巡礼におすすめの持ち物
聖地巡礼に行くために必要な持ち物をご紹介します。実際に私が全部持って行ったものです。補足として、季節別で北海道に行くときに必要な持ち物もご紹介します。
必ず必要な持ち物
こちらに記載するものは当然いつも持っているものなので、改めてお伝えする必要もないものばかりですが、持ち物チェックにご活用ください。
- スマートフォン
- モバイルバッテリー(機内持ち込み前提)
- レインウェア・折りたたみ傘
- 歩きやすいスニーカー
- 交通系ICカード(Suica / PASMO)
- 身分証明書・現金
- ドリンクボトル・軽食(自動販売機やコンビニがないことがあるため)
北海道用の持ち物
北海道は11月ですでに本州の1月くらい(10℃くらい)の気温になります。雪も降り始めます。
代わりに梅雨がなく、スギ花粉からも解放されるので4月から6月は最高ですが、春と夏が短く、雪が降る冬の期間が長いので、札幌は雪に対応したつくりで、商店街などは地下にあります。
札幌市内は建物からあまり出ない想定で移動ができます。札幌以外は自動車で移動することが前提です。
そこを踏まえて以下のものを、北海道に行くときは特に用意してくださいね。
- パーカーなどの着脱しやすい上着(屋内・屋外や朝昼夜の寒暖差が大きいため)
- いつもの3倍額のチャージ(電車賃が想像より高額のため)
- 雪に対応できる靴(秋から)
- 新千歳空港限定お土産リスト(新千歳空港限定のお土産を買うためのマップ)
- 新千歳空港グルメマップ(ラーメン、ソフトクリームなど、どこで食べるか決めないと大変)
<一番人気のソフトクリーム店 きのとやにある像>
その他
聖地で撮影すると、まさにここ!という場所があります。せっかく行ったのですから旅の記録と聖地をより感じるために以下のものがあると、より楽しめます。
- 該当シーンがあるコミック
- 該当シーンがわかるカラー画像やポストカードなど
- アクリルキーホルダーなどのキャラクターグッズ
- ぬいぐるみ
アクリルキーホルダーは気楽に持っていける上に撮影もしやすいので大変おすすめです。
ゴールデンカムイ聖地巡礼で気を付けたいポイント
ゴールデンカムイの聖地巡礼で気を付けたいポイントとして最も重要なのは距離感です。北海道は自分が住んでいる地域の3倍の移動時間がかかると想定して旅行日程を組む必要があります。
例えば「網走監獄に行ってから札幌に行きたい」と思った場合、旅程は必ず一泊二日以上の日程が必要です。
網走監獄は公共交通機関で行くのは大変難しいです。しかも札幌から自動車で移動した場合は8時間以上かかります。網走監獄に行きたい方は、札幌でトランジットして、一番近い女満別空港から行くプランで行きましょう。
網走監獄に行ったら女満別空港で一泊して、翌日札幌に行って少し観光して新千歳空港に行くのが現実的です。
函館に行くことを想定した場合は、函館だけで観光を終えるつもりで予定を立てていただくとよいと思います。
ゴールデンカムイの聖地巡礼で一番行きやすいのは冒頭でご案内した札幌・小樽間ですが、小樽駅から繁華街が離れていること、モデルになった建物が山の上にあるなどの理由から、できればレンタカーで行くことをお勧めします。
まとめ|ゴールデンカムイの世界を体感できる聖地巡礼へ出かけよう
ゴールデンカムイは主人公の杉元佐一はどんな怪我をしても絶対に死にません。自分でも「不死身の杉元」と自称しています。
そのほか登場するキャラクターは人間味があるところと人間離れしているところが共存しており、とても魅力的です。
人間離れしているのに、現実にいるように錯覚できるのは、現実に存在するリアルな建物と、写実的な描写です。
コミックを見ながら舞台になった建物の中に入ると、ゴールデンカムイの世界の明治時代に起きたことが、現実に起きたことのように感じることができます。
「ここであの事件があったのか」「この窓を割って入ったのか」と感慨もひとしおです。
夏休みに旅行を検討している方、ぜひ聖地巡礼もかねて北海道に行ってみてくださいね。


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