XG好きにおすすめの海外アーティストを音楽ライターRIMが徹底解説。XGが支持される理由、XGが好きな人の音楽傾向まで。あなたの音楽プレイリストが広がります。後編では、おすすめ海外アーティスト紹介からプレイリスト活用法まで網羅します。
この記事では以下のことがわかります
・XGが支持されている理由とその魅力
・XGが好きな人の音楽の傾向
※おすすめ海外アーティスト・K-POPと洋楽の違い・プレイリスト的な楽しみ方は後編で解説します。
XGが支持されている理由──世界を魅了する「X-POP」の正体
画像引用元:PROFILE|XG-Official Site
私、RIMがXGと出会ったのは2022年。「MASCARA」のMVを見た瞬間、ズギャンと電撃が走った。え、日本人なの?正直最初は、韓国のグループだと思った。日本人なのに歌詞が全編英語、韓国を拠点にしながらも世界を見据えた音楽性。何より、そのパフォーマンスのクオリティが本当に半端じゃない。
XG(エックスジー)は、JURIN、CHISA、HINATA、HARVEY、JURIA、MAYA、COCONAからなる7人組ガールズグループ。HIPHOP/R&Bとも言えるし、KPOP要素もあるけど、それだけには留まらない。
2022年3月18日にデビューして以来、デビューから3年という短い期間で、世界35都市40万人を動員するワールドツアーを成功させた。そして2026年、XGは横浜Kアリーナを皮切りに、2回目となるグローバルツアーを行っている。
「X-POP」という革命的コンセプト
グループ名「XG」は「Xtraordinary Genes(並外れた遺伝子)」を表し、常識にとらわれない規格外なスタイルの音楽やパフォーマンスを通じて、世界中のさまざまな境遇の人たちをエンパワーしていくという意味が込められている。
XGが追求するのは、K-POPでもJ-POPでもない、ずばり「X-POP」だ。プロデューサーのJAKOPS(SIMON)は、「海外進出とか、世界は世界で母国は母国という区別の仕方をやめた方がいい」と語っている。最初から世界市場をターゲットに、言語や文化の壁を超えた音楽を目指しているのだ。
私RIMがXGに惹かれた最大の理由は、この「境界を超える」という姿勢。日本の常識に縛られない、K-POPの枠にも収まらない、でも両方のいいとこ取りをした独自の世界観。これって、今の時代に一番必要なアプローチだと思う。
XGが支持される理由:圧倒的なパフォーマンス力
画像引用元:XG OFFICIAL FANCLUB|「ALPHAZ」
XGが支持される理由の一つは、その圧倒的なパフォーマンス力だ。約1万3000人もの応募者の中から選ばれ、5年間という長い育成期間を経てデビューした彼女たち。ダンス、ボーカル、ラップ、語学まで徹底的に鍛え上げられた実力は、新人とは思えないクオリティ。
メトロノームを使って練習を繰り返し、メンバー間で寸分ズレのない圧倒的なダンス。ナチュラルで表現力があり安定感のある歌声。そして何より、COCONAやJURINの世界レベルのラップスキル。全てが本物だ。
2025年4月のコーチェラ・フェスティバルでは、日本人アーティスト初のセカンド・ヘッドライナーとして、Saharaステージのトリを務めた。この快挙は、XGのグローバルな実力と人気を証明するものだった。
XGの音楽性:90年代R&Bへのオマージュ
XGの音楽性について語るとき、絶対に外せないのが90年代〜2000年代初頭のR&Bへの影響だ。サウンドは、プロデューサーJAKOPS(SIMON)さんによって紡がれており、R&BやHIPHOPを基盤にした、2000年代のR&Bの影響を色濃く感じさせる。
「懐かしいけれど新しい」──これがXGのサウンドを一言で表す言葉だと私は思っている。90年代R&Bのエッセンスを今の時代に高次元に昇華している。だからこそ、当時R&Bを聴いていた世代も、Z世代も、両方が楽しめるんだ。XGのファン層にそれが表れている。
XGが好きな人の音楽の傾向──あなたはこんな音楽が好きなはず
XGにハマった私が気づいたのは、自分の音楽の好みが明確になったということ。XGが好きな人には、実はいくつかの共通した音楽の傾向がある。
90年代〜2000年代初頭のR&B・ヒップホップへの憧れ
画像引用元:デスティニーズ・チャイルド _ ソニーミュージックオフィシャルサイト
XGを好きな人の多くは、90年代〜2000年代初頭のR&Bやヒップホップに強い興味を持っている。TLC、Destiny’s Child、Aaliyah、Missy Elliott──こうした名前にピンとくる人は、間違いなくXGにハマる素質がある。
私自身、高校生の時にDestiny’s Childの「Survivor」を聴き、衝撃を受けた。あの力強い歌声、完璧なハーモニー、そして女性のエンパワーメントを歌った歌詞。XGにはそれと同じエネルギーがある。
高いクオリティのパフォーマンスを求める
XGファンは、音楽だけでなくパフォーマンス全体のクオリティを重視する傾向がある。歌、ダンス、ラップ、ビジュアル、MVの世界観──すべてが高いレベルで統一されていることを求める。
だから、K-POPの完成度の高さも好きだし、洋楽アーティストのライブパフォーマンスも好き。中途半端なものには満足できない。そんな「目が肥えた」リスナーが多いと思う。
ジャンルの壁を超えた音楽を楽しむ
XGファンは、「これはK-POP」「これは洋楽」という分類にこだわらない。良い音楽は良い音楽。ジャンルの壁を超えて、フラットに音楽を楽しむ姿勢を持っている。
実際に私の音楽のプレイリストには、Wu-Tang Clan、Tyla、Rihanna、XG、aespa、SZA、BLACKPINK、Doja Catなどが含まれている。そして全く違和感がない。むしろ、この多様性こそが今の音楽シーンの面白さだと思っている。「これしか聴かない」というのはむしろもったいなさすぎるのだ。
英語詞の音楽への親しみ
XGは全編英語詞でリリースしているが、これに抵抗がないどころか、むしろ心地よく感じるのがXGファンの特徴だと言えるだろう。英語の持つリズム感、言葉の響き、そして世界中の人と共有できるという感覚が好きだったりする。
日本語で歌われるJ-POPも良いのだけど、英語詞の音楽にはまた違った魅力があると思わない?グローバルな視点を持っているからこそ、XGの音楽にも共鳴するんだと思う。
→ 後編では、XGファンが絶対ハマるおすすめ海外アーティスト、K-POPと洋楽の違い、プレイリストの楽しみ方を徹底解説します!


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