私は現在ドはまりしているジャンルのオタクになってから、約三年近くが経ちます。
ドはまりし過ぎているので、基本的にはコラボカフェやポップアップストアなどのイベントは
行ける範囲でほぼ出向いています。
数年間高い熱量で推し活に勤しんでいるので、私と同じくらいの熱量でこのジャンルを
推している友達が作りたいなと思った事も多々あるのですが
一緒に現場へ行くオタクの友達をSNSで作ったりすることはほぼ皆無。
そんな私の孤独な推し活事情と、どうしてオタクの友達を進んで作らないのかについて紹介していきます。
・私がオタクの友達を作らない理由
・孤独な推し活事情
・結論、オタク友達は要る?要らない?
私がオタクの友達を作らない理由
今回のメインの内容になりますが、その前に私の周りにオタクが全くいない訳ではありません。
地元の友達の中には別ジャンルが好きなオタクや、漫画やアニメがそこそこ好きなライトなオタクはいます。
もしそういう子でも機会があれば一緒にイベントに行くこともあるので、
オタク友達が皆無という訳ではないのです。
ただインスタグラムやX(旧ツイッター)などのSNSを通してのオタク友達はほぼ作ってはいません。
幸い同人活動のおかげで作家の友達は数名居ますが、住んでいる場所も離れていることから
会う機会もないというのが現状です。
そして私が進んでオタク友達を作らない理由は、下記の通りです。
- 単純に友達を作るのが面倒
- 自分よりも若い子が多いから(怖い)
- 無意識にグッズの競い合い=推しへの愛みたいになるのがしんどい
- 金銭トラブルや人間関係の面倒ごとは避けたい
- 自分もしくは相手がジャンルを離れたら、今後付き合うことが無さそうだから
そもそも私は元々あまりSNSを率先してやるタイプではない、というのが一番の理由です。
あと自分からグイグイ絡むのも苦手。
フォローのボタンすら押すのも躊躇う性格で、Xではブクマやリストに入れてこっそり見ている始末です。
インスタもXもほとんどが壁打ち投稿な上に頻度もマメではないので、
そういう人と「友達になりたい!」とときめいてくれる人はまず少ないでしょう。
インスタでは特にあるあるですが、私よりも遥かに若い子が多いと言うのも理由です。
アラサーにもなると、自分よりもとびきり若いピチピチの女の子たちの元気っぷりには
度肝を抜かれることもしばしば。
プロフィール欄を拝見すると、若い子ほどフォローするまでに細かなルールが設けられていたりします。
「同担拒否」や「fff」なんていう表記があると、そそくさと画面を閉じてしまいます。
あまりにも年齢が離れている人と関わるのは、考え方やお金の使い方などに大きな差を感じてしまいます。
これは私が時々勝手に感じていることですが、無意識に「グッズを買うこと」「イベントに行くこと」
イコール推しへの愛になるような、無言の競い合いみたいな空気もしんどいです。
それにSNSはどうしてもお互いの信用問題が重要になってきます。
グッズやチケット代などの立替をしたりして、のちに金銭トラブルに発展したという話もよく聞きますよね。
私はそもそもネットであろうとリアルであろうとあまり人を信用しないタイプなので、
SNSで友達を作るのが本当に向いていないタイプなのだと思います…。
またオタクというのは常に何かのオタクをしていく生物なので、
いつか他のジャンルに移ることもあるでしょう。
私もそんな歴史を経て今日まで歳を重ねてきました。
そしてジャンル移行をすると、今まで友達だったオタクと関わりが薄くなるなんてこともありますよね。
仕方のない事なのかもしれませんが、私はそれがシンプルに寂しいのです。
ということで、進んでオタク友達を作ることはやめました!
ですが高い熱量を持つ者同士で推し活が出来ている人を見ていると、羨ましくて仕方がありません。
孤独な推し活、楽しい?
推しの魅力をどんなに語り合っても許される、コラボカフェやイベントで鼻息を荒くし合える。
そんな友達が居たらな…と思うことはあります。
私は誰かに推しの魅力を分かち合うことなく、孤独に鼻息を荒くしていることがほとんどです。
ただ、つまらないかと言われるとそうでもないんです。
自分のペースで推し活が出来るので、他の誰かと比べて対抗心を燃やすこともありません。
自分が満足すりゃオッケーの精神です。
(友達も行ってるor買ってるから)行かなきゃ!買わなきゃ!といった使命感も大幅に減る気がしています。
(と言いつつも私は結構ひとりでに使命感に駆られていますが)
それにいざ現場に行きたいとなっても、一人であれば誰かに合わせる必要もありません。
行きたいときに「ちょっくら行ってみるか~」が出来るのも一人ならではです。
また、幸い私には同人活動というものでも推しを愛でていますので、
想いの丈はすべて同人活動によって成仏されています。
結論、孤独でも十分に推し活は楽しめるのです。
オタク友達要る?要らない?
何回も言います。オタク友達がいたら良いに越したことはないです。
好きなものを好きなだけ語れる人がいたほうが、推し活はもっと楽しくなると思います。
公式からのとんでもない供給が突然舞い降りた時、すぐに共有できる相手がおらず
ただ一人で歯を食いしばっていることもよくあるので(笑)
ただ、孤独に推しを愛でるというのもまた違った楽しさがあります。
先ほど紹介した通り、誰かに合わせたり対抗心を燃やすこともないのでとにかく気が楽です。
コラボカフェなんかに行くとおひとり様で推し活を楽しんでいる女性もよく見かけるので、
もはや楽しみ方は一人であろうと友達であろうともOKなのです。
「推し活」は癒しや活力をもらえるもの。
自分のペースですることが何よりも大事だと思っているので、
他の誰かを比べて落ち込むくらいなら孤独な推し活に切り替えてみるのも良いと思います。
ということで私はお友達と楽しそうに推し活を楽しんでいる女子たちを(羨ましそうに)横目で見ながらも、
引き続き孤独な推し活を楽しんでいくつもりです。
あとがき
オタク友達をいつまでも作れない私ですが、それでもこの数年間は推しのおかげでとても
楽しい日々が送れています。
私にとっては誰と推し活を楽しむかよりも「推し」という存在が最重要であり、
たとえ友達が居なくたって推しさえいれば十分。
皆さんも引き続き、自分のペースで楽しい推し活ライフを送っていきましょう。