同人小説の部数アンケートはアテにならない?アンケートのベストタイミングはいつ?

同人小説 部数アンケートはアテにならない? 同人活動

約半年ほど前に初めて文庫小説を作って頒布をした私ですが、この度二冊目の本を製作しました。

一年のうちに二冊も本を出せるとは思っていなかったので、自分の同人活動の熱量に自分で驚いている次第です。

さて、今回は本を作るにあたって初めて部数アンケートを利用しました。

引き続き前回同様に自家通販をした感想も踏まえつつ、部数アンケートは果たしてアテになったのか、

もしくはならなかったのかについて紹介します。

また部数アンケートのベストなタイミングについても考えてみたので、参考にしてみてください。

この記事でわかること
・同人小説の部数アンケートはアテにならないのか?
・部数アンケートのベストなタイミングはいつ?

同人小説の部数アンケートについて

初めて部数アンケートを取ろうと思い立ったものの、

部数アンケートはいつ取るべきなのだろう?とタイミングに困りました。

私は何となくですが、入稿する手前(一週間前くらい)にグーグルフォームでアンケートを作成したものを

X(旧ツイッター)とピクシブにURLを記載して一週間ほど設置しました。

果たして部数アンケートは参考になるのか、ならないのか。

その辺りを詳しくお話していきます。

部数アンケート、参考にならない?

結論から言うと、個人的に部数アンケートはかなり参考になりました。

部数アンケートよりも少し多めに刷ったので即完売とはなりませんでしたが、

販売開始から3日ほどで、ほぼアンケート通りの注文を頂けました。

ですが、誰でも簡単に回答できることから一人の人が何度もアンケートに回答していたり

いたずらで何度も回答する人もいたりするそうです。

アンケートは匿名回答になるので、その数を鵜呑みにするのはあまり良くないと言えますね…。

ではどうするのが良いのでしょうか。

ここからは私の個人的な意見にはなりますが参考までに

  • アンケートの回答数とほぼトントンくらいを発行する
  • きもち多めに発行する(プラス数冊~10冊ほど)

上記のいずれかで部数を決定するのが良いかなと思いました。

アンケートの回答数とほぼ同じくらいの部数発行であれば

刷り過ぎたというリスクをある程度抑えることが出来る気がします。(あくまでも可能性の話です)

反対にアンケート以上の売れ行きだった場合、きもち多めに発行しておけば再販の手間も省けます。

ただ多めに刷るということは費用が嵩むのと万が一売れなかった場合に

在庫を抱えるリスクにもなるので一長一短ですが…。

私は初めて同人小説を作った時からもきもち多めに刷っています。

部数についてはどんな有名作家の人でも予想がつかないと言うのでハッキリとしたことは言えませんが、

ピクシブやXのフォロワーの数だけ本が売れる、という訳ではないので注意しましょう。

 

部数アンケートの項目について

簡単にですが、部数アンケートの項目はどのような感じにしたのかを紹介します。

私は本を購入してくださる予定の方だけに向けてアンケートを設置したので、

回答は「購入予定です」の一択しか選択できないようにしました。

(二個目の質問は個人的に読者さんに質問したいことがあったので、ここでは非公開です)

最後に新刊に関しての質問などがある方の入力欄を設けました。

アンケート回答者の方の中に、「いつも作品楽しみにしています」などといった

メッセージを書いてくださる方もいたのでとても嬉しかったです。

 

部数アンケートのベストタイミングはいつ?

私も初めて部数アンケートを設置したので、これといったおすすめのタイミングは正直わかりません…。

ですが私の場合、印刷会社に入稿する前に部数は決めておく必要があったので、

入稿予定日の一週間前にアンケートを設置しました。

冒頭でも申し上げた通り、この時アンケートURLはピクシブとXに掲載。

ピクシブでは小説投稿のスペースを利用し、

本の収録内容・販売時期・価格・商品URL・部数アンケートURLを記載して投稿しました。

設置のベストなタイミングはよくわかりませんが、アンケートのピークは3日ほどです。

一週間も経てば回答はかなり落ち着いた印象を受けました。

したがって私のように入稿前の一週間前くらいから、

不安な場合はもう少し前に設置しておけば十分だと思います。

 

あとがき

今回は同人小説の部数アンケートとアンケートの設置タイミングについて紹介しました。

私のようにアンケートが参考になったという人もいれば、アテにならないという人もいます。

同人誌の部数はどの作家さんも悩んでいると見受けられますので、

初めて発行する人は特に少部数で様子を見るのが良いと思います。

大きな誤差を防ぐためにも、参考程度に部数アンケートは取っておくと安心かもしれません。

今後も本を作成した毎に発行部数と実際に頒布できた部数をお知らせしていきます。